Windows Serverに同一のアカウントで同時にリモートデスクトップ(RDP)接続可能なユーザー数はデフォルト設定の場合は1端末となっています。
この記事では同一のアカウントで複数ユーザーがリモートデスクトップ接続可能にする方法をご紹介いたします。
この記事で紹介する方法で同一のアカウントで同時に接続するセッション数の制限を解除した場合も、同時に接続が可能なユーザー数は2端末までとなっております。
同一アカウントに対して3端末以上での接続が必要な場合は「リモートデスクトップ(RDS)SAL」オプションをご利用ください。3端末以上での同時接続をご希望の場合、詳細はサポートまでお問い合せください。
リモートデスクトップのセッション数制限を解除する方法
- デスクトップ画面左下のWindowsマークを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択してください。
- 名前に「gpedit.msc」と入力して「OK」を選択し、ローカルグループポリシーエディターを起動してください。
- 左側のツリーから以下の階層の以下の項目をダブルクリックしてください。
階層:[コンピューターの構成]→[管理用テンプレート]→[リモートデスクトップサービス]→[リモートデスクトップセッションホスト]→[接続]
項目:[リモート デスクトップ サービス ユーザーに対してリモート デスクトップ サービス セッションを 1つに制限する] - 「無効」を選択し、「適用」をクリックしてください。
- [リモート デスクトップ サービス ユーザーに対してリモート デスクトップ サービス セッションを 1つに制限する]の項目の状態が「無効」になっていることを確認してください。
同一アカウントで複数セッションの接続を確認する方法
- デスクトップ画面左下のWindowsマークを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択してください。
- 名前に「mstsc」と入力して「OK」を選択してください。
- 「コンピューター」に接続先のIPアドレスを入力し、「接続」を選択してください。
- ログイン情報を入力し、「OK」を選択してください。
- セキュリティ証明書画面が表示された場合は「はい」を選択してください。
- 同時接続数が2ユーザー以上となる場合は以下のようなダイアログが表示されます。