WordPressらくらく引っ越し機能を含むWordPressManagerはメンテナンスのため一時停止中です。
ご不便をおかけいたしますが、再開までお待ちください。
「WordPressらくらく引っ越し機能」では移転元サイトのWordPressログイン情報(ログインURL、ID、パスワード)を使用してサイト移転が可能です。
WordPressらくらく引っ越しを含むWordPressManager機能は2023年4月4日以降にご契約いただいたレンタルサーバー・アダルトレンタルサーバー・海外レンタルサーバーでご利用いただけます。
※ 旧プランからのプラン変更をご希望の場合はサポートまでお問い合わせください。
「WordPressらくらく引っ越し」ご利用に関する注意点
「WordPressらくらく引っ越し」が利用できないサイト
- マルチサイト
- サブディレクトリ(https://example.com/blog/のようなURL)で運用されているサイト
- サイトURLとWordPressインストールディレクトリが異なるサイト
- 最新バージョンのWordPressに対応していないテーマやプラグインを使用している場合(移転先では自動で最新バージョンのWordPressがインストールされます)
- ログインにIDとパスワード以外の条件(reCAPCHAやベーシック認証、IPアドレス制限など)が設定されているサイト
- 単体で1.5GBを超えるファイルが含まれる(All-in-One WP Migration and Backupプラグインなどバックアップファイルの容量が大きいプラグインや、容量の大きい動画を含むサイトでは特にご注意ください)
-
移転元サーバーの空き容量が少ないサイト。
移転したいサイトの容量と同程度の空き容量が必要です。移転元サーバーの空き容量のご確認方法は各レンタルサーバーの公式サポートサイト等でご確認ください。
▼ WordPressサイトのデータ量の確認方法
移転元WordPressの管理画面でツール>サイトヘルス>情報タブの順に開き「ディレクトリとサイズ」の項目を開くとサイトの合計サイズを確認できます。
- wordpress.comの無料プランなど、UpdraftPlusプラグインを利用できないWordPressサイト
- データベースの肥大化が著しいサイト
上記のサイトは「WordPressらくらく引っ越し」での移転ができませんのでその他の移転方法をご参照下さい。
ご自身での移転が困難な場合は有償のWordPress移転代行サービスの利用もご検討ください。
「WordPressらくらく引っ越し」で移転できないファイル
- UpdraftPlusプラグインで作成されたバックアップファイル
- wp-contentディレクトリの外にあるWordPress本体以外のファイル(.htaccessをカスタマイズしている場合や、wp-content外にご自身でファイルをアップロードされている場合はご注意ください。)
- 一部のバックアップファイルやキャッシュファイル
その他ご注意いただきたい点
※ サイトの構成やカスタマイズによっては正常に実行できない場合があります。移転作業後はすべてのデータが正しく移転できていることをご確認いただけるまで、移転元のデータを削除されないようご注意ください。
※ セキュリティ系のプラグインやサーバーのセキュリティ機能が原因で、移転プログラムが実行できない場合があります。Xサーバーからの移転の場合、サーバーのコントロールパネルで「WordPressセキュリティ」をオフに切り替えて実行してください。また、移転実行後はセキュリティ設定を忘れずに元に戻していただくようお願いいたします。XサーバーのWordPressセキュリティ切り替えについてはこちら。
※ 移転先サーバーには移転元サイトの約2倍の空き容量が必要です。
※ mixhostを2023年4月4日以降にご契約の場合、inode(ファイルやフォルダの数)に上限が設定されております。移転先サーバーにinode数の余裕があることをご確認ください。
mixhostサーバーのinode上限詳細や確認方法は下記ページでご案内しております。
アップロードできるファイルの制限数はありますか?
移転元サイトのファイル数の確認方法は移転元サーバーの公式ヘルプページ等でご確認ください。
らくらく引っ越し機能にトラブルについては下記ページもご参照ください。
WordPressらくらく引っ越し機能で移転が失敗した場合の確認事項
事前準備
移転元サイトの準備
WordPressのID(またはメールアドレス)とパスワードだけでログイン可能なことを確認してください。
ログインする際にIDとパスワード以外の条件(reCAPCHAやベーシック認証、IPアドレス制限など)が設定されている場合、移転作業のあいだは解除が必要です。解除が不可能な場合はその他の移転方法をご検討下さい。
WordPressのログインパスワードは複雑なものをご設定ください
mixhostのレンタルサーバーお申込み画面では、安全性の低い簡単なパスワードはご入力いただけない仕様です。
ログイン後すぐにWordPressのダッシュボード(管理画面)が表示されることを確認してください。
ログイン後はダッシュボードが表示されることを確認してください。(データベースの更新画面や管理者メールアドレス確認画面などが表示される場合は移転できない場合があります)
移転元サーバーにサイト容量と同程度の空き容量があるかご確認ください
空き容量が不十分な場合、移転用の圧縮データが作成できず移転が実行できません。古いバックアップデータなど不要なデータがあれば削除や移動をご検討ください。
移転元サイトでUpdraftPlusプラグインを使用している/使用したことがある場合の注意事項
- UpdraftPlusの過去のバックアップデータは移転先にコピーされません。必要に応じてダウンロード保存などを実施してください。
- UpdraftPlusの定期バックアップが予約されている場合は解除してください。
ご確認・設定の手順は下記のとおりです。
- 「WordPressメニューの設定>UpdraftPlusバックアップ>設定」の順に開く
- 「ファイルのバックアップスケジュール」「データベースバックアップスケジュール」を「手動」に変更
- ページ下部の「変更を保存」ボタンをクリック
移転先サーバーの準備【mixhostご契約と同時に移転される場合】
サイト移転に適したプランのご確認
容量についてのご確認
らくらく引っ越し機能での移転には、移転元サイトの約2倍の空き容量が必要です。余裕のあるプランをご選択ください。
inode数(ファイルやディレクトリの数)についてのご確認
ご契約プランによってinode数の制限値が異なります。
ご参考:アップロードできるファイルの制限数はありますか?
※ 移転元サイトのinode数の確認方法は移転元サーバーの公式サイト等でご確認ください。
ご契約プランが決まりましたら「WordPressらくらく引っ越し」の実行へお進みください。
移転先サーバーの準備【mixhostご契約済みの場合】
PHPバージョンのご確認
移転先ドメインのPHPバージョンが移転元サイトと同じになるようご設定ください。
PHPのバージョン変更
サーバー空き容量のご確認(サーバー容量に制限があるプランの場合)
移転元サイトの約2倍の空き容量があることをご確認ください。
inode数のご確認(inode数に制限があるプランの場合)
移転先サーバーのinode制限数に、移転元サイトを移転できる余裕があることをご確認ください。
ご参考:アップロードできるファイルの制限数はありますか?
※ 移転元サイトのinode数の確認方法は移転元サーバーの公式サイト等でご確認ください。
独自ドメインの設定(初期ドメイン以外のドメインの場合)
ドメインの設定方法を参考にアドオンドメインへの追加をしてください。ただしネームサーバーはここ段階では変更せず、移転元サイトが正常に表示できる状態で移転作業を開始してください。
移転先ドメインのPHP設定の確認・変更(デフォルトから設定している場合)
php.iniの下記項目が指定された数値以上になっているかご確認・ご変更ください。ご確認・変更方法はこちら
max_execution_time |
300以上 |
max_input_time | 300以上 |
memory_limit | 2048以上 |
upload_max_filesize | 1024以上 |
post_max_size | 1024以上 |
移転先ドメインのルートディレクトリにWordPressや.htaccessファイルがないことを確認
- WordPressがすでにインストールされている場合は先にアンインストールしてください。手順はこちら。
- 移転先ドメインに.htaccessファイルがないことをファイルマネージャーまたはFTPなどでご確認ください。ファイルマネージャーでご確認いただく場合、初期設定では.htaccessが非表示になっていますのでファイルマネージャーで非表示ファイル(.htaccessなど)を表示する方法を実施いただいたのちに.htaccessファイルの削除を行ってください。
「WordPressらくらく引っ越し」の実行
サーバー申し込み画面で実行【mixhostご契約と同時に移転される場合】
お申し込み画面中盤に「WordPress」欄があります。
下図の①欄で「WordPressらくらく引っ越し」を選択すると②~④が表示されますので正確にご入力ください。
②は一般的にhttps://example.com/wp-login.php のように「wp-login.php」で終わるURLです。
(プラグイン等で設定を変更している場合を除く)
WordPress以外の項目もご入力後、お申し込みを実施していただくと自動で移転が始まります。
マイページで実行【mixhostご契約済みの場合】
STEP1:WordPress Managerを開く
WordPress Managerの開き方はこちら
STEP2:「新規インストール」の横の3つの点と「外部サーバーからインポート」を順にクリック
STEP3:移転元のログイン情報等を入力
下図の①「ソース」、②の「WordPressらくらく引っ越し」の順に選択すると③~⑤が表示されます。
③~⑤には移転元WordPressのログインURLとログインに使用するID、パスワードの順で入力してください。
③は一般的にhttps://example.com/wp-login.php のように「wp-login.php」で終わるURLです。
(プラグイン等で設定を変更している場合を除く)
STEP4:移転先の設定の入力とインポート開始
下図の①を「作成先」に切り替えると、移転先情報の入力欄が表示されます。
②・・移転先のサーバー(プラン名と初期ドメインが表示されます)※この項目を変更するとタブが「ソース」に切り替わる場合がありますので「作成先」タブに切り替えて入力を続けてください。
③・・通常は「https://」または「https://www」を選択
④・・移転先のドメイン。移転先のサイトURLがhttps://example.com/なら「example.com」だけを入力
⑤・・サブディレクトリ名。通常は空欄のまま。ここに「wp」と入れるとhttps://example.com/wp/のようなサイトURLになります。
⑥・・データベース名。自動入力された文字列のままで作業を進めるか、お好みの文字列に変更してください。
⑦・・サイト名。日本語も利用可能。
入力がすべて間違いないことを確認し、インポートボタンを押すとボタンの表示が下のように変わります。
※ ボタンが変わらないまま入力画面が消える場合、インストール先に.htaccessファイルが存在するためインストールができていない可能性があります。.htaccessを削除して再度おためしください。.htaccessはファイルマネージャーで削除可能です。ファイルマネージャーに.htaccessが表示されていない場合はファイルマネージャーで非表示ファイル(.htaccessなど)を表示する方法をご参照ください。
画面右上にメッセージが表示されるまで数秒~数十秒そのままお待ちください。
-
正常にスタートできた場合
画面右上に下図のようなメッセージが表示されます。(数秒で消えます)
このメッセージが表示されたあとはこの画面を閉じていただけます。 -
タイムアウトが発生した場合
画面右上に下のようなエラーが表示された場合は少し時間をおいて再度インポートボタンを押してください。
それ以外のエラーが表示された場合はエラー内容にしたがって設定を修正し、あらためてインポートボタンを押してください。
※ 複製完了前に「WordPressの新規インスタレーション」という件名のメールが届く場合がありますが、インポート完了まではサイトの編集を行わないでください。
進捗状況を確認する方法
進捗状況はマイページのWordPress Managerで確認できます。
WordPress Managerの開き方はこちら
「WordPressらくらく引っ越し」開始から数分後にマイページからWordPress Managerトップページにアクセスすると、移転先WordPressがリストに追加されます。詳細ボタン(鉛筆のアイコン)をクリックし、詳細画面を開いてください。
詳細画面では下図の青い部分に進捗状況が表示されます。
(表示されていない場合は5分後に再読み込みをお試しください。)
枠内のテキストは進捗状況によって変わります。
青い部分が表示されているあいだは移転元/移転先どちらもサイトの編集を行わないでください。
データ量によって完了までの時間は異なり、データ量が多いサイトでは数時間かかる場合がございます。
インポートが完了すると青い部分が表示されなくなります。
移転先サイトの動作確認
DNS設定(ドメインとサーバーの紐づけ)を変更する前に、移転先の動作確認をします。
ご利用中のパソコンの「hosts」ファイルを編集することで、ご自身のパソコン以外には移転元サイトを表示させたまま、移転後のサイトの動作確認が可能です。
動作確認が不要な場合は、ネームサーバー変更に進んでください。
STEP1:hostsファイルの設定変更
hostsファイルの設定方法をご参照の上、ご設定下さい。
正しく設定できていればhostsを設定したパソコンからのアクセスでは移転先サイトが表示されます。
ご参考:移転元のサイトと移転後のサイトのどちらにアクセスしているかを確認する方法
STEP2:サイトの動作確認
ページの表示やWordPress管理画面の動作など問題がないかご確認ください。
※ 移転元と移転先でサイトURLが異なる場合、データベース内のURLは置換されますがテーマ内のURLは自動置換されません。カスタマイズされている場合は手動で修正が必要です。
※ .htaccessなどwp-contentディレクトリの外のファイルへのカスタマイズは手動での反映が必要です。また、画像やcssファイルを移転元サイトのwp-conetntディレクトリの外にアップロードされていた場合はご自身で移転先サーバーへファイルマネージャーまたはFTPでアップロードしてください。
※ 移転先のWordPress管理画面にUpdraftプラグインの下のようなメッセージ(文章は変更される場合があります)が表示されている場合は「古いフォルダーを削除」ボタンを押してください。
STEP3: hostsファイルを戻す
サイトの動作確認後、お客様にて設定されたhostsファイルの記述を削除して下さい。
正しく削除できていれば、そのパソコンからのアクセスで移転元のサイトが表示される状態に戻ります。
ネームサーバーの変更
ネームサーバーをご変更いただき、数時間〜72時間程度お待ち下さい。設定方法については下記ヘルプをご参照ください。
・ドメイン管理会社別のネームサーバー変更方法
・mixhostで取得したドメインのネームサーバーの設定方法
・ネームサーバーの確認方法
ネームサーバーの変更後、移転元のサイトと移転後のサイトのどちらにアクセスしているか確認したい場合は、こちらをご確認ください。
移転先サイトの最終確認
ネームサーバー切替が反映されたあとに、サイトの表示や動作の最終確認をしてください。問題がなければ移転作業完了です。