マイグレーションに関連した良くあるお問い合わせ

マイグレーション(収容サーバーの変更)作業に関連して、遭遇することの多いトラブルや、お問い合わせについてまとめた記事です。

マイグレーション作業自体について

マイグレーションを依頼していません

お客様がマイグレーションを依頼していない場合でも、弊社によるマイグレーション作業が発生する場合がございます。

通常は事前にご契約メールアドレス宛てに『性能向上を伴う新仕様サーバーへの移行のご案内』等の件名のメールで、ご案内を行っております。

ハードウェア故障などの理由により、告知無く緊急のマイグレーション作業を行う場合もございますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

弊社からのお知らせメールが見つからない場合には、マイページからメールを確認する方法もございます。メール(mixhostからのお知らせ)を紛失した場合の確認方法 をご覧ください。

メンテナンス情報については、 mixhost Status のページも合わせてご参照ください。

マイグレーションに関連して何か対応が必要ですか?

ご利用中のドメインのネームサーバーを弊社指定の物以外に設定している場合

マイグレーションにより、サーバーのIPアドレスが「移行先サーバー情報」に記載の情報に変更となります。

お客様にて、ドメインのネームサーバーを弊社指定のもの以外に設定している場合、マイグレーションによってサーバーのIPアドレスが変更になるため、お客様にてDNSの修正が必要になります。

※mixhostのネームサーバーをご利用中の方は、自動的に新しいIPアドレスに接続されますので 設定変更等の作業は必要ございません。

マイグレーション後の新しいサーバーのIPアドレスをご確認ください。

Cloudflare等のCDNを利用している場合には、CDN側の設定変更も必要になる場合もあります。

外部のネームサーバー(DNSサーバー)を利用する場合の設定について

マイグレーション作業による影響を最小限にするには、移行作業前に弊社指定のネームサーバーに戻していただく事を推奨いたします。DNS情報の伝搬に時間がかかる可能性もあるため、ネームサーバーの変更作業は余裕を持ってマイグレーション作業の3日前程度までには完了することをお勧めいたします。

マイグレーション作業完了後に、必要に応じて外部のCDN、DNSに設定をお戻しください。

ご契約中のプランのネームサーバーは、ネームサーバーの確認方法の記事をご参照ください。

FTPやメールにて、ご利用中のドメインではなくty10000.mixhost.jpのようにサーバーのホスト名で設定している場合や、IPアドレスで指定している場合

収容サーバーが変更になりますので、FTPやメールソフト等の設定を変更する必要があります。

サーバー移行作業が完了次第、新しいログインURL等の情報が記載された完了のご連絡メールをお送りいたします。

FTPソフトの設定方法

メールソフトの設定方法

cPanelの2要素認証(2FA)を設定している場合

マイグレーションを実施した際は2要素認証は無効化されます。
引き続き2要素認証のご利用をご希望の場合には、移行完了後に再設定してください。

cPanelの2要素認証(2FA)について

マイグレーションの日程変更や辞退は可能ですか?

弊社からご案内した新仕様サーバーへの移行のためのマイグレーション作業等につきましては、日程変更や辞退はできません。

プラン変更などにより、お客様にてお申し込みをしたマイグレーション作業の日程変更や、辞退(中止)をご希望の場合には、その旨をお問い合わせください。

マイグレーションは何時終わりますか?

マイグレーション作業時間は、お客様のディスク使用量により異なります。また、サーバーの負荷状況によっても完了時間が異なります。
そのため具体的な終了時間について個別にご案内出来ません事、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
マイグレーション作業中に予期せぬトラブルがサーバーで発生した場合や、想定以上にお時間がかかっている場合などには、メールにてマイグレーション遅延や延期のご連絡をいたします。

なお、弊社からご案内した新仕様サーバーへの移行のためのマイグレーション作業等につきましては、サーバー全体のデータ量が多い場合、全お客様のデータ移行完了まで2~3日程かかる場合がございます。
当日中に移行作業が終わらない場合は、夕方頃に進捗をご連絡いたしますので、お待ちいただきますようお願いいたします。

マイグレーション料金は発生しますか?

弊社からご案内した新仕様サーバーへの移行のためのマイグレーション作業等につきましては、費用は発生いたしません。

プラン変更などにより、お客様にてお申し込みをしたマイグレーション作業の場合には、ご契約中のプランによっては費用が発生する場合がございます。

cPanel関連

cPanelにログインが出来ません

マイグレーション作業中はcPanelにログインすることは出来ません。ご不便おかけいたしますが、マイグレーション作業が完了するまでお待ちください。

「アクションに失敗しました」というエラーが表示されて、cPanelにログインが出来ない

cPanelへアクセスできません

メール関連

webメールにログインが出来ません

マイグレーション作業中はwebメールにログインすることは出来ません。ご不便おかけいたしますが、マイグレーション作業が完了するまでお待ちください。

ブラウザの「お気に入り」等にログイン用のURLを登録している場合、マイグレーション作業後には、webメールにログインするためのURLも変更になります。

新しいログイン用URLにつきましては、マイグレーション作業完了後に送付される『サーバー移行完了のお知らせ』等の件名のメールで、ご案内を行っております。

メールが見つからない場合、マイページからメールを確認する方法もございます。メール(mixhostからのお知らせ)を紛失した場合の確認方法 をご覧ください。

webメールにログインが出来ない の記事もご参照ください。

メールの送受信でエラーが発生します

マイグレーション作業中はメールをご利用になることは出来ません。ご不便おかけいたしますが、マイグレーション作業が完了するまでお待ちください。

マイグレーション作業完了後に、メールの送受信でエラーが発生する場合、DNSのMXレコードに誤りがある可能性が考えられます。

ドメインのネームサーバーを弊社指定のもの以外に設定している場合、マイグレーションによってサーバーのIPアドレスが変更になっているため、お客様にてDNSの修正が必要になります。

マイグレーション後の新しいサーバーのIPアドレスをご確認ください。

外部のネームサーバー(DNSサーバー)を利用する場合の設定について

また、OutlookやThunderbirdなどのメールクライアント側で、送受信サーバーにIPアドレスを直接指定している場合や、「ty10001.mixhost.jp」のように、サーバーホスト名で指定している場合には、マイグレーション作業後の新しい設定に変更する必要がございます。

「mail.example.com」のように、ご自身のmailサブドメインを使って設定しており、ネームサーバーも弊社指定の物をご利用中の場合には、自動的に新しいサーバーに接続されますので、お客様にて対応は不要でございます。

メールの送信に失敗する場合の対処方法(トラブルシューティング)
メールの受信に失敗する場合の対処方法(トラブルシューティング)

マイグレーション作業中に受信したメールは、どこに行ったのですか?

マイグレーション作業中はメールを受信出来ないタイミングがございます。メール送信者には、送信先のサーバーが見つからなかった旨のエラーが表示されます。

マイグレーション作業前に受信していたメールは全て、マイグレーション作業後の新しいサーバーに移動します。

web関連(WordPress)

webサイトが見られません

マイグレーション作業中はwebサイトを閲覧することは出来ません。ご不便おかけいたしますが、マイグレーション作業が完了するまでお待ちください。

お客様にて、ドメインのネームサーバーを弊社指定のもの以外に設定している場合、マイグレーションによってサーバーのIPアドレスが変更になるため、お客様にてDNSの修正が必要になります。

マイグレーション後の新しいサーバーのIPアドレスをご確認ください。

Cloudflare等のCDNを利用している場合には、CDN側の設定変更も必要になる場合もあります。

外部のネームサーバー(DNSサーバー)を利用する場合の設定について

表示速度や動作が非常に遅くなってしまいました

以下の原因が考えられます。

  • マイグレーション完了直後は、多くのお客様が動作確認を一斉にするため、サーバーが高負荷になりやすい
  • LiteSpeed Cache等のキャシュファイルが消えた事による一時的な物
  • データーベースの統計情報(query optimizer)が再作成された事による一時的な物

マイグレーション完了直後に動作が遅い場合には、しばらく時間を空けてから動作確認をお試し下さい。

時間を空けても動作が遅い場合には、サーバーの仕様変更により、お客様にて設置されているプログラムの動作に問題が発生している可能性も考えられます。

webサイトが壊れてしまったようです

ページは表示されるが、画像が正常に表示され無かったり、レイアウトが崩れてしまっていたり、DBエラーが発生したり、特定のページや機能が動作しない場合には、マイグレーションによって、サーバーの構成(仕様)が変化したことにより、お客様が設置したプログラムでエラーが発生している可能性がございます。

サーバーのシステムPHPのバージョンが7.4から8.4に変化した事などにより、プログラムの動作が変わってしまう事もございます。

PHPのバージョン変更 の記事を参照して、PHPのバージョンをご利用中のプログラムが対応するバージョンにご変更ください。

ブラウザのキャッシュ(一時ファイル)を削除する方法について

プログラム関連(CGI, PHP, Perl, Python等)

今まで動いていたプログラムでエラーが発生するようになってしまいました

サーバーが変更された事により、様々なプログラムのバージョンが変更になり、動作が変更になった可能性があります。

また、サーバーで使われていた製品や機能のサポート終了(End of Life)による提供終了や、セキュリティ上の理由による機能の非推奨化や廃止による提供終了によって、特定の機能がマイグレーション作業後に利用出来ない場合がございます。

これらのプログラムのバージョンアップや仕様変更により、マイグレーション前のサーバーでは出来た事が、マイグレーション後に出来なくなる事もございます。その場合には、お手数おかけいたしますが、プログラムの改修をお客様にて実施していただきますようお願い申し上げます。

サーバーのバージョンアップに伴うプログラムの動作への影響、及び不具合への対応については、サポート対象外とさせて頂いております事、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

マイグレーション作業によって発生する仕様変更については、ご契約メールアドレス宛てに『性能向上を伴う新仕様サーバーへの移行のご案内』等の件名のメールで、ご案内を行っております。

弊社からのお知らせメールが見つからない場合には、マイページからメールを確認する方法もございます。メール(mixhostからのお知らせ)を紛失した場合の確認方法 をご覧ください。

メールには下記のように、仕様の変更についてのご案内がございます。(※ご契約時期や、ご契約プランによって内容は異なる場合があります。)

※新サーバーでは PHP 5.5 以下のバージョンは提供されません。 そのため、移行先環境において同一バージョンの PHP が存在しない場合、プログラムが正常に動作しない可能性がございます。 これを防ぐため、現在 PHP 5.5 以下をご利用中のお客様に対しては、弊社にて事前に PHP 5.6 へバージョンを引き上げたうえでマイグレーションを実施いたします。

※新サーバーでは Python2 は提供されません。 現在Python2をご利用中のお客様は、事前にPython3へのアップデートをお願い致します。 なお、Pythonのご利用やアップグレードについては、弊社サポート対象外となりますので、あらかじめご了承ください。

RubyやPythonの利用可否について – mixhost ヘルプ&サポート

※今回の収容サーバーの変更に伴い、各種プログラムのバージョンが以下となります。
・Perl 5.32.1
・PHP 8.4
・Sendmail(Exim)4.98.2
・gzip 1.12
・MySQL 15.1 Distrib 10.11.11-MariaDB
・mysqldump 10.19 Distrib 10.11.11-MariaDB
・ImageMagick 6.9.13.25 Q16
・Python 3.9.21

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