mixhostでは、従来のFTPの他に、通信を暗号化しセキュリティを向上させる事のできる、FTPS、SFTP、SCP、及び従来のFTPに対応しております。
ここでは、Windows、及びMacの主要FTPソフトウェアにおいて、FTPSを利用した場合の設定を紹介します。
※FTPS以外の暗号化方式として、SFTP、SCPをご利用いただく場合は、事前にcPanelよりSSHキーの追加が必要です。SSHキーの設定については、SSHのご利用方法をご参照ください。
Windows
FFFTP
FileZilla
WinSCP
Dreamweaver CC
Macintosh(Mac)
Windows
FFFTP
FFFTPは歴史の長いFTPソフトで、一度開発が終了しましたが、現在では有志によるバージョンアップが行われており、FTPSにも対応しました。
ダウンロードはOSDNのFFFTPプロジェクトより行えます。
STEP1:FFFTPを起動
STEP2:新規ホストをクリック
ホスト一覧ウィンドウが表示されますので、新規ホストをクリックします。
STEP3:アカウント情報の設定
ホストの設定ウィンドウが表示されます。ここに「【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメール」に記載されているFTPアカウント情報を入力します。入力が完了したらOKをクリックします。
- ホストの設定名
任意の設定名を入力します。特に指定はありませんので、分かりやすい名前を入力します。 - ホスト名(アドレス)
お客様のFTPS / SFTP / SCPホスト名を入力します。
※ホスト名のドメインが弊社ネームサーバーを指定されていない場合、サーバーホスト名での接続をお試しください。
サーバーホスト名の確認方法につきましては、こちらをご参照ください。 - ユーザー名
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTPアカウントのユーザー名を入力します。 - パスワード
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTPアカウントのパスワードを入力します。 - ローカルの初期フォルダ
任意の項目です。お客様のWebサイトのデーターがあるフォルダを指定します。 - ホストの初期フォルダ
任意の項目です。public_htmlを入力すれば初期状態でWebサイトをアップロードするフォルダが表示される為、便利です。
STEP4:ホストの設定ウィンドウ上部の暗号化タブをクリック
STEP5:FTPSの設定
図のように、暗号化なしで接続を許可とFTPS (Impact)で接続のチェックボックスを外します。その後、OKボタンをクリックします。
STEP6:接続の実行
ホスト一覧ウィンドウに戻ったら、先ほど設定したホストの設定名を選択し、接続をクリックします。
STEP7:証明書の確認ダイアログが表示されたら、下部のはいをクリック
STEP8:暗号化の状態の保存ダイアログが表示されたら、はいをクリック
STEP9:接続の完了
接続が完了すると、ファイルの一覧が表示されますので、右側のpublic_htmlをダブルクリックします。なお、設定でホストの初期フォルダにpublic_htmlを設定した場合は、この項目を無視して次の項目をご参照下さい。
STEP10:webサイトデータの操作
public_htmlフォルダに移動が完了しました。Webサイトのデーターはこのフォルダにアップロードして下さい。なお、初期状態で存在しているcgi-binフォルダは不要な場合削除しても問題ありません。
FileZilla
ダウンロードはFileZilla プロジェクト日本語トップページ - OSDNより行えます。
STEP1:FileZillaをダウンロードし、インストールを実行
STEP2:FileZillaを起動
STEP3:ファイル>サイトマネージャーを選択
STEP4:「新しいサイト」ボタンをクリック
任意の名前を入力します。
STEP5:アカウント情報の設定
FTPSの接続設定にお客様の情報を入力します。
- ホスト
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTP接続情報のFTPSホスト名を入力します。
※ホスト名のドメインが弊社ネームサーバーを指定されていない場合、サーバーホスト名での接続をお試しください。
サーバーホスト名の確認方法につきましては、こちらをご参照ください。 - プロトコル
FTP – ファイル転送プロトコルを選択 - 暗号化
使用可能なら明示的な FTP over TLS を使用を選択 - ポート
21(省略可能です) - ログオンの種類
通常を選択します。 - ユーザー
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTP接続情報のユーザー名を入力します。 - パスワード
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTP接続情報のパスワードを入力します。
STEP6:規定のリモートディレクトリの設定
詳細タブをクリックし、規定のリモートディレクトリに/public_htmlを入力すれば初期状態でWebサイトをアップロードするフォルダが表示されます。
STEP7:接続の実行
設定が完了したら、接続ボタンを押します。
不明な証明書ダイアログが表示されますので、今後もこの証明書を常に信用するにチェックを入れ、OKボタンを押します。
STEP8:接続の完了
接続が成功すると、図のように表示されます。
暗号化通信されている場合、下部に鍵マークが表示されますのでご確認ください。
WinSCP
ダウンロードはWinSCP 窓の杜より行えます。
STEP1:WinSCPをダウンロードし、インストール
STEP2:WinSCPを起動
STEP3:アカウント情報の設定
「新しいサイト」にお客様の情報を入力します。
- 転送プロトコル
FTP を選択 - 暗号化
明示的なTLS/SSL暗号化を選択 - ポート名
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTP接続情報のFTPSホスト名を入力します。
※ホスト名のドメインが弊社ネームサーバーを指定されていない場合、サーバーホスト名での接続をお試しください。
サーバーホスト名の確認方法につきましては、こちらをご参照ください。 - ポート
21 - ユーザー名
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTP接続情報のユーザー名を入力します。 - パスワード
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTP接続情報のパスワードを入力します。
デフォルト設定で、/public_htmlディレクトリを設定したい場合は、設定 > ディレクトリを選択し、リモートディレクトリに「/public_html」と入力してください。
設定が完了したら、保存ボタンを押します。
セッション保存名に任意の情報を入力し、OKを押します。
パスワードを保存にチェックを入れておくと、次回も情報が反映されます。
STEP4:接続の実行(ログイン)
上記で設定した接続先にログインします。
STEP5:接続の完了
接続が成功すると、図のようにディレクトリが表示されます。
暗号化通信されている場合、下部に鍵マークが表示されますのでご確認ください
Dreamweaver CC
※ 画像は Dreamweaver CC 2017のものです
STEP1:新規サイトの設定
Dreamweaver CCを起動後、メニューの「サイト」より「新規サイト」を選択します。
STEP2:サイト情報の設定
左側のメニューより「サイト」を選択します。「サイト名」と「ローカルサイトフォルダー」を設定後、「保存」を選択します。
STEP3:サーバー情報の設定
左側のメニューより「サーバー」を選択し、右側画面内の「+」アイコンを選択します。
STEP4:アカウント情報の設定
サイト設定画面に表示される画面内に以下の通り入力を行います。
- サーバー名(mixhostと入力されている部分)
任意の設定名を入力します。特に指定はありませんので、分かりやすい名前を入力します。 - 使用する接続
FTP over SSL/TLS (明示的な暗号化) を選択します。(同一の名称が2種類ある場合はポートが「21」となる方をご利用ください。) - FTPアドレス
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTP接続情報のFTPSホスト名を入力します。
※ホスト名のドメインが弊社ネームサーバーを指定されていない場合、サーバーホスト名での接続をお試しください。
サーバーホスト名の確認方法につきましては、こちらをご参照ください。 - ユーザー名
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTP接続情報のユーザー名を入力します。 - パスワード
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているFTP接続情報のパスワードを入力します。 - ルートディレクトリ
対象サイトのドキュメントルートを設定することを推奨します。例:public_html/mixhost.jp/ - WebURL
編集する対象のサイトのアドレスを入力します。例:http://mixhost.jp/ - 認証
「信頼するサーバー」を選択します。(デフォルト) - その他のオプション
「FTP Passvive モードを使用」、「FTPパフォーマンス 最適化を使用」にチェックを入れます。
STEP5:接続の実行
「テスト」ボタンを選択し、以下の画面が表示されれば接続が正常に完了しています。「OK」ボタンを押して、「保存」を選択してください。
Macintosh(Mac)
Transmit 4
STEP1:Transmit 4を起動
STEP2:新規設定の追加
メニューのFTPを選択し、左下の+マークをクリックします。
STEP3:アカウント情報の設定
お客様の情報を入力します。入力が完了したら保存をクリックします。
- 設定名(mixhostと入力されている部分)
任意の設定名を入力します。特に指定はありませんので、分かりやすい名前を入力します。 - 保存先
任意の保存先を選択します。標準のお気に入りでも問題ありません。 - プロトコル
FTPS (TLS/SSL) を選択します。 - サーバ
お客様のFTPS / SFTP / SCPホスト名を入力します。
※ホスト名のドメインが弊社ネームサーバーを指定されていない場合、サーバーホスト名での接続をお試しください。
サーバーホスト名の確認方法につきましては、こちらをご参照ください。 - ユーザ名
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているユーザー名を入力します。 - パスワード
ご登録時に送信される、【mixhost】 サーバーアカウント設定完了のお知らせメールに記載されているパスワードを入力します。 - パッシブモードで接続
パッシブモードで接続にチェックを入れます。
STEP4:接続の実行
登録した設定をダブルクリックして接続します。
※エラーが発生して接続できない場合は、Transmit 4が最新バージョンかどうか確認して下さい。古いバージョンのTransmit 4で接続できない現象を確認しております。
STEP5:接続の完了
接続が完了すると、ファイルの一覧が表示されますので、右側のpublic_htmlをダブルクリックします。
STEP6:webサイトデータの操作
public_htmlフォルダに移動が完了しました。Webサイトのデーターはこのフォルダにアップロードして下さい。なお、初期状態で存在しているcgi-binフォルダは不要な場合削除しても問題ありません。