「かんたん引越し機能」をご利用頂くことで他サーバーで運用されているWordPressなどのサイトをmixhostに移転させることが可能です。

この記事では、「WordPressかんたん引越し機能」をご利用方法を解説いたします。

 

※旧サーバー(jp2~jp16)をご利用の方は、かんたん引越し機能を正常にご利用頂けませんのでご注意ください。

 

WordPressかんたん引越し機能の注意点

 

移転対象外データについては、WordPressかんたん引越し機能をご利用頂いてもデータがコピーされない場合がございますのでご注意ください。

移転対象データ
  • WordPressインストールディレクトリに設置されているデータ
  • WordPressが利用しているデータベース内のデータ
移転対象外データ
  • WordPressインストールディレクトリ外に設置されているデータやプラグイン設定(※)
  • WordPressの本体構造を変更している場合(※)

※セキュリティ、キャッシュ関連のプラグインをご利用の場合に該当する可能性があります。

 

 

WordPressかんたん引越し機能の利用方法

事前準備

独自ドメインの設定

移転先の独自ドメインを設定します。URLを変更せずに移転する場合は、現在他サーバーでご利用中のドメインをご設定下さい。mixhostにて新しいドメインを利用する場合は、新しいドメインをご設定下さい。既に移転先の独自ドメインの設定が済んでいる場合は、WordPressかんたん引越し機能を利用するにお進み下さい。

STEP1: cPanelにログイン

cPanelにログインします。

STEP2: 独自ドメインを追加します

ドメインアドオンドメインをクリックします。

CCT001.png

STEP4: 新しいドメイン名を入力します

サブドメイン、ドキュメントルートについては、入力欄をクリックすると自動的に入力されます。通常はデフォルトのままで問題ありません。入力が完了したら、ドメインの追加をクリックします。数分程度時間がかかり場合がありますので、そのままお待ち下さい。 

CCT002.png

  • 新しいドメイン名
    利用したい独自ドメインを入力します。wwwを付ける必要はありません。
    ※日本語ドメインをご利用される方は、Punycodeで入力する必要があります。Punycodeが不明な場合は、http://punycode.jp/に日本語ドメインを入力することにより、変換する事ができます。
  • サブドメイン
    「サブドメイン.初期ドメイン」でもアクセス可能なアドレス設定します(例:subdomain.example.mixh.jp)。このサブドメインは必須です。独自ドメインのサブドメインではありませんのでご注意下さい。
  • ドキュメントルート
    Webサイトデータをアップロードするフォルダを選択します。ドメイン毎に別々のドキュメントルートを設定する事により、複数のドメインで別々のWebサイトを運用できます。
    フォルダの場所に制限はございませんので、使いやすいフォルダをご自由にご指定下さい。
  • このアドオンドメインに関連付けるFTPアカウントを作成します。
    Webサイト毎に別のFTPアカウントでWebサイトデータをアップロードしたい場合などに選択します。例えば、Webサイト毎に管理者が異なる場合などにご利用できます。通常はチェックを入れる必要はありません。
  • 設定完了画面が表示されたら、独自ドメインの追加は完了です。

WordPressかんたん引越し機能を利用する

STEP1: cPanelにログイン

cPanelにログインします。

STEP2: アドオンドメインの設定

WordPressで使用したい独自ドメインアドオンドメインに設定します。
※初期設定ドメインを使用する場合はアドオンドメインでの設定は必要ありません。

STEP3: Wordpress管理画面の表示

コントロールパネルの下部にある、SOFTACULOUS APPS INSTALLERの中からWordPressをクリックします。

wordpress______1.jpg

STEP4: かんたん引越しの実行

WordPressの紹介画面が表示されますので、「かんたん引越し」をクリックします。

WordPress_________TOP.png

 

STEP5: 必要事項の入力

必要情報の入力画面が表示されますので、①~⑪までを入力し「引越し開始」をクリックします。

WordPress_________2.png

移転元設定

①ドメイン名:移転元サイトのドメイン名を入力します。

②ホスト名:ドメイン名とホスト名が異なる場合、移転元サーバーのホスト名を入力してください。

※③で「FTP」を選択した場合は、移転元のFTPサーバーのホスト名を入力します。

③プロトコル:データ転送に用いるプロトコルをご選択ください。

※④以降は、「FTP」プロトコルを用いた場合の内容です。

④ポート:接続先のポートを入力してください。

※FTPの場合、ポート:21 のままで問題ありません。

⑤FTPユーザー名:移転元サーバーのFTPユーザー名を入力します。

⑥FTPパスワード:⑤で入力したFTPアカウントのパスワードを入力します。

⑦ドキュメントルート:⑤で指定したFTPユーザー名で接続先されるディレクトリから、ドキュメントルート(公開ディレクトリ)までのパスを指定します。例:/public_html

 ※⑤で利用するFTPアカウントの接続先ディレクトリとドキュメントルートが同じ場合は「空欄」にしてください。

⑧ディレクトリ:⑦のドキュメントルートで指定したディレクトリから移転対象サイトをインストールしているディレクトリのパスを指定してください。

 ※ドキュメントルートの直下にサイトをインストールしている場合は「空欄」にしてください。

移転先設定

⑨プロトコル選択:移転先で利用するプロトコルを選択します。

 ※SSL化されているサイトの場合は、https://をご選択ください。

⑩ドメインの選択:移転先のドメインを指定します。

 ※移転先のドメインは、事前準備にて、アドオンドメインより追加している必要があります。

⑪ディレクトリ:移転先のディレクトリを指定します。

 ※⑩で指定したドメイン直下にサイトを移転する場合は「空欄」にしてください。

 

STEP6: 移転の開始

移転元サーバーに正常に接続された場合、以下のような画面が表示されデータコピーが開始されます。

WordPress_______________.png

 

 

※ページを閉じても処理は継続されます。SoftaclousのEメール通知設定が有効な場合は、データコピー完了時にご登録のEメールアドレス宛にメールが届きます。

※サイトのデータ量が多い場合、表示上「95%」からプログレスバーが進まない場合がありますが処理は継続されています。

 

STEP7: 移転作業の完了

下記のような画面が表示された場合、データのコピーが正常に完了しています。

 

WordPress___________2.png

 

※かんたん引越し機能でエラーが表示される場合は、かんたん引越し機能のトラブルシューティングをご確認ください。

 

かんたん引越し機能のトラブルシューティングをご確認頂いても、WordPressを正常に移転出来ない場合は、有償のWordPress移転代行サービスの利用をご検討ください。

 

移転後サイトの動作確認

 ご利用中のパソコンの「hosts」ファイルを編集することで、ネームサーバーの切り替え前に移転後のサイトの動作確認が可能です。

動作確認が不要な場合は、ネームサーバー変更に進んでください。

 

STEP1: 動作確認

動作確認を行われる場合は、hostsファイルの設定方法をご参照の上、ご設定下さい。

STEP2: hostsファイルの編集

サイトの動作確認後、お客様にて設定されたhostsファイルの記述を削除して下さい。

   

ネームサーバーの変更

 現在ご利用中のドメイン管理会社様のWebサイトにて、ネームサーバーをご変更いただき、数時間〜72時間程度お待ち下さい。ネームサーバーの確認方法はこちらをご参照下さい。
通常、ネームサーバー設定は数分~数時間程度で反映されます。

 

ネームサーバーの変更後、移転元のサイトと移転後のサイトのどちらにアクセスしているか確認する場合は、こちらをご確認ください。  

 

移転後のサイトにアクセスして動作確認が完了次第、移転作業は完了となります。

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