迷惑メールフィルターであるSpam Filtersの使用方法をご紹介します。
迷惑メールフィルターを有効にする
STEP1:cPanelにログイン
cPanelにログインします。
STEP2:電子メール>Spam Filtersをクリック
迷惑メールフィルターであるSpam Filtersを有効にします。
STEP3:セレクタをクリック
新しいメールを処理し、スパムとしてマークする: の左側のスイッチをクリックして青色にします。
STEP4:設定の確認
画面右側に現在、Apache SpamAssassin has been enabled.と表示されている事を確認します。
迷惑メールフィルターの動作について
Apache SpamAssassinにより、迷惑メールであると判定された場合、メールヘッダーにX-Spam-Flag: YESが付加されます。
ヘッダーによる振り分けに対応しているメーラー(Mozilla Thunderbirdなど)をご利用いただく事により、メーラーでの迷惑メールの振り分けがご利用いただけます。
なお、初期状態では迷惑メールと判定された場合はヘッダーに情報が付与されるのみで、メールが削除される事はありません。
迷惑メールの自動削除設定は、全てのメールが影響を受ける全体設定と、対象のメールアドレスだけが影響を受ける個別設定があります。設定は連動しないため、それぞれ設定が必要です。
迷惑メールの自動削除を有効にする(全体設定)
迷惑メールと判定された場合、自動でメールの削除を行う事も可能です。
ただし、この設定を行うと必要なメールまで削除される場合がございますので、設定にはご注意下さい。
STEP1:「自動消去設定を構成」をクリック
STEP2:フィルター項目のスコアを設定
- デフォルトのスコアは5が設定されています。一般的な利用におすすめします。
- スコアが1に向かって小さくなる程、フィルターの判定が厳しくなります。例えば1を設定した場合、ほとんどのメールが迷惑メールと判定されます。
- スコアが10に向かって大きくなる程、フィルターの判定が緩くなります。例えば10を設定した場合、迷惑メールであっても削除されない可能性があります。
まずはスコアを5でお試しいただき、状況に応じて調整していただく事をおすすめいたします。
STEP3:セレクタをクリック
新しいスパムの自動消去(自動消去): の左にあるスイッチをクリックして青色にします。
STEP4:設定の確認
画面右側にSpam Auto-Delete has been enabled.と表示されていることを確認します。
迷惑メールの自動削除を有効にする(個別設定)
STEP1:「メールアカウント」をクリック
STEP2:「メールをチェック」をクリック
自動削除を個別に設定したいメールアドレスの「メールをチェック」をクリックします。
STEP3:「Spam Filters」をクリック
STEP4:自動削除について設定をする
最後に「送信」ボタンを押して、設定を保存します。
動画マニュアル