SSH(Secure Shell)の設定方法についてご案内いたします。
SSHとは、暗号化されたネットワークを経由してサーバーのログイン、コマンドの実行、ファイルの転送などを行う通信方法です。
mixhostでは、SSHは公開鍵認証でのみご利用いただけます。
※SSHでご利用いただけるコマンドには、一部制限がございます。
※SSHではroot権限でのご利用はできません。
cPanel上でのSSHの設定
1)cPanelにログインします。cPanelへのログイン方法はこちらをご参照下さい。
2)SSHの設定を行います。セキュリティ>SSHアクセスをクリックします。
3)SSHキーの管理をクリックします。
4)SSHキーの管理>新しいキーの生成をクリックします。
5)公開キーを生成します。お好きなキーのパスワードを入力し、キーの生成をクリックします。
- キー名 (この値の既定値は id_rsa)
キー名を入力します。通常はデフォルトで問題ありません。 - キーのパスワード
キーのパスワードを入力します。このパスワードは、通常SSHで接続する度に毎回入力する必要があります。 - パスワードの再入力
上記パスワードを再度入力します。 - 強度
入力したパスワードの強度が表示されます。簡単すぎるパスワードはセキュリティ上の理由によりご利用いただけません。 - キーの種類
キーの種類を選択します。通常はRSAで問題ありません。 - キー サイズ
キーのサイズを選択します。数字が大きいほどキーが長くなり、セキュリティが向上します。通常は2048以上を選択して下さい。
6)キーの生成が完了しましたと表示された事を確認し、戻るをクリックします。
7)公開キーを有効化します。戻った画面の公開キーの項目で、先ほど作成した公開キーの認証ステータスがnot authorizedになっている事を確認の上、管理をクリックします。
8)Authorizeをクリックします。
9)キー"キー名"が認可されました。と表示される事を確認し、戻るをクリックします。
秘密キーのダウンロード
上記手順で公開キーの設定が完了したら、次はSSHクライアントに設定するための秘密キーをダウンロードします。
1)SSHアクセス>秘密キーの項目を確認し、表示/ダウンロードをクリックします。
2)OpenSSH形式のキーが表示されますので、SSHクライアントがOpenSSH形式のキーを使用する場合はダウンロードをクリックします。
3)PuTTY形式のキーが必要な場合は、少し下にある“キー名” キーを PPK 形式に変換しますの項目を確認し、キーのパスワードを入力し、変換をクリックします。
4)PuTTY形式のキーが表示されますので、SSHクライアントがPuTTY形式のキーを使用する場合はダウンロードをクリックします。
PuTTYでの接続方法
ここでは、PuTTYを使用してSSHで接続する方法をご案内します。
PuTTYのインストール
1)PuTTYをお持ちでない場合は、PuTTY Download Pageよりダウンロードする事ができます。
インストーラーを使用しない場合はzip形式、インストーラーを使用する場合はmsi形式のファイルをダウンロードして下さい。
2)zip形式の場合はファイルを展開し、msi形式の場合は手順に従ってインストールを完了させて下さい。
PuTTYの設定
1)PuTTYを起動します。zip形式を展開した場合はPUTTY.EXEをダブルクリックして起動して下さい。msi形式でインストールした場合はスタートメニューより起動して下さい。
2)起動したら、まずは秘密キーを設定します。左側のConnection>SSHを確認し、SSHの左側の+をクリックしてさらに展開します。
3)メニューが展開したら、展開したメニュー内のAuthをクリックし、Authentication parameters項目内のPrivate key file for authenticationのBrowseをクリックし、先ほどダウンロードしたPuTTY形式の秘密キーを選択します。
4)左側メニュー上部のSessionをクリックし、Host Name (or IP address)の欄にサーバー名、もしくは初期ドメインを入力します。その後、Saved Sessionsの項目に覚えやすい名前を入力し、右側のSaveをクリックし、設定を保存します。
5)保存されたセッションを選択し、Openをクリックして接続を開始します。
6)初回のみセキュリティアラートが表示されますので、はいをックリックします。
7)黒い画面が表示されたら、サーバーアカウントのユーザー名を入力し、Enterを押します。
8)パスフレーズを質問されましたら、先ほどのキーのパスワードを入力し、Enterを押します。
※入力した文字列は表示されませんが正常です。
9)接続が完了しました。コマンドを使用し、操作を行って下さい。