はじめに
本ページは、他社環境から弊社環境へサイトを移行される際にご活用いただくことを前提にしております。ドメインのネームサーバー設定変更前に独自ドメインへのアクセスを確認されたいお客様は、下記内容の手順をご参照ください。
なお、下記作業はお客様PCのシステムファイルを編集しますので、自己責任においてご編集ください。また、本ページ記載の編集作業を誤ると、インターネットアクセスが不可となる可能性がございます。そのため事前にhostsファイルのバックアップを取得されることをお勧めします。
hostsファイルの設定手順
<Windowsの場合>
STEP0:hostsファイルのバックアップ
-
- エクスプローラー(フォルダ)を起動する。
- 右記ディレクトリへ移動する。:「C:\Windows\System32\drivers\etc」
- 「hosts」ファイルをコピーし、任意の場所へ保存する。
STEP1:メモ帳を起動
「メモ帳」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックする。
- Windows 7の場合:スタートメニュー>全てのプログラム>アクセサリ>メモ帳
- Windows 10の場合:スタートメニュー>検索>「メモ帳」と入力
STEP2:hostsファイルを開く
- 「メモ帳」が起動したら、”ファイル>開く”の順にクリックする。
- ファイル名の枠に「C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts」と入力し、「開く」をクリックする。
STEP3:hostsファイルの編集
hostsファイルが開いたら、一番下の行に下記を追加する。
サーバーのIPアドレス [半角スペース] ドメイン名
※[半角スペース]を複数入力またはTabを使用しても問題ありません。
(例)サーバーのIPアドレスが「104.17.172.65」、ドメイン名が「mixhost.jp」の場合、次のように設定する。
104.17.172.65 mixhost.jp
(例)www付きのURLでアクセスしたい場合は、次のように設定する。
104.17.172.65 www.mixhost.jp
STEP4:編集内容の反映
"ファイル>上書き保存”の順にクリックし、設定を反映する。
STEP5:アクセス確認
- アクセス先のURLを確認する。
F12キーを押下し、開発者ツールを起動する。 - 赤枠の”ネットワーク”を選択し、Ctrlキー + Rキーを押下する。
- ファイル列が「/」となっている行を選択し、赤枠内のGETをクリックし、IPアドレスがmixhostのサーバーアドレスかどうか確認する。
STEP6:復元作業
作業完了後、必ずhostsファイルを元の状態に戻す。
- hostsファイル内の追記内容を削除する場合
- "STEP1"および"STEP2"と同様に、メモ帳を「管理者として実行」し、hostsファイルを開く。
- "STEP3"で追加した行を削除する。
- "ファイル>上書き保存”の順にクリックし、設定を反映する。
- "STEP5"を参考に、再度アクセス確認を実施し移行前のサーバーにアクセスできているか確認する。
- 事前に取得したバックアップファイルに置き換える場合
(※バックアップファイルを取得した場合のみ実施すること)- エクスプローラー(フォルダ)を起動する。
- 任意の場所に保存した「hosts」ファイルをコピーする。
- 右記ディレクトリへ移動する。:「C:\Windows\System32\drivers\etc」
- コピーした「hosts」ファイルを貼り付けて上書きする。
- "STEP5"を参考に、再度アクセス確認を実施し移行前のサーバーにアクセスできているか確認する。
<Macの場合>
STEP0:hostsファイルのバックアップ
- 下記コマンドを入力し、該当ディレクトリへ移動する。
cd /private/etc/
- 下記コマンドを入力し、「hosts」ファイルのコピーを作成する。
※Password: と表示された場合、端末のパスワードを入力し、Enterを押下するsudo scp hosts hosts.bk
STEP1:ターミナルの起動
Finderを起動し、アプリケーション>ユーティリティ>ターミナル.appの順にクリックする。
STEP2:viエディタ(vim)の起動
- 次のコマンドを入力し、Enterを押下
※Password: と表示された場合、アカウントのパスワードを入力し、Enterを押下する。sudo vi /private/etc/hosts
- viエディタが起動し、次のような画面が表示される。
STEP3:ファイルの編集
Iキーを押下し入力状態にする。カーソルキーとEnterを使用し一番下の行に下記を追加する。
サーバーのIPアドレス [半角スペース] ドメイン名
※サーバーのIPアドレスの確認方法はこちらをご参照下さい。
※[半角スペース]を複数入力またはTabを使用しても問題ありません。
※vi(vim)の基本操作については、お客様にてご確認ください。
(例)サーバーのIPアドレスが「104.17.172.65」、ドメイン名が「mixhost.jp」の場合、次のように設定する。
104.17.172.65 mixhost.jp
(例)www付きのURLでアクセスしたい場合は、次のように設定する。
104.17.172.65 www.mixhost.jp
STEP4:設定の反映
- Escキーを押下し、入力状態を解除する。
- :wqと入力し、Enterを押下する。
- viエディタを閉じる。
STEP5:アクセス確認
- ドメイン名でmixhostのサーバーにアクセスできる事を確認する。
- ファンクションキー(F12)を押下し、開発者ツールを起動する。
- 赤枠の”ネットワーク”を選択し、Commandキー + Rキーを押下する。
- ファイル列が「/」となっている行を選択し、赤枠内のGETをクリックし、IPアドレスがmixhostのサーバーアドレスかどうか確認する。
STEP6:復元作業
作業完了後、必ずhostsファイルを元の状態に戻す。
- hostsファイル内の追記内容を削除する場合
- "STEP1"および"STEP2"と同様に、hostsファイルを開く。
- Jキーを押下し、”STEP3”で追加した行に移動する。
(※最下行に追記している場合は、"shiftキー + Gキー"を押下することで移動可能) - 追加した行にカーソルが移動したことを確認し、Dキーを2回押下する。
- 追加した行が削除されたことを確認し、:wqを入力し、Enterを押下する。
- "STEP5"を参考に、再度アクセス確認を実施し移行前のサーバーにアクセスできているか確認する。
- 事前に取得したバックアップファイルに置き換える場合
(※バックアップファイルを取得した場合のみ実施すること)
- 下記コマンドを入力し、該当ディレクトリへ移動
cd /private/etc/
- 下記コマンドを入力し、hostsファイルを削除する。
sudo rm hosts
- 下記コマンドを入力し、バックアップとして取得したhostsファイルの名称を変更する。
sudo mv hosts.bk hosts
- "STEP5"を参考に、再度アクセス確認を実施し移行前のサーバーにアクセスできているか確認する。
- 下記コマンドを入力し、該当ディレクトリへ移動